8月15日 グランビル・アイランド

グランビル・アイランド

島はぽってり卵形をしていて、向こうにダウンタウンの高層ビルが見える岸側にヨットハーバーがギザギザふち取ってます。
端から端まで歩いても5分くらいの小さな島で、道は単純。
海岸沿いのボードウォークを歩く以外は2・3本の大きな道と数本の細かい枝分かれした道があるだけです。
工場跡の建物は雑貨小物やクルーザーのお店、ギャラリーなどになっているのですが、外見がまんま工場跡なので変わった雰囲気。
錆びついたトタンの壁、色が剥げたペンキ、傷んだ木ぎれを打ち付けただけの看板など、海賊のアジトみたい。
5時頃、ホテルを出た時にはまだ日が高く、ファミリーでやってきている人がたくさん島の中を探索していました。

お昼ご飯を食べていなかったので、パブリック・マーケットに行ってみました。
スーパーマーケットではなく野菜やお肉など色々な専門のお店が並ぶこのマーケットは、結構広くて道に迷いそうなくらいです。
ホットドックを買って頬張りながらウロウロしたり、マーケット内の広場でやっていた大道芸人の芸を眺めたりしました。
部屋で食べる用にマフィンや果物も買いました。

マーケットを出て、ヨット・ハーバーの反対側へ。
こちら側は完全に陸続きになっていて、色とりどりの花の咲く美しい公園と、島の向こうはオシャレなマンションが並ぶ閑静な住宅地です。
こちらのマンションのお部屋ってカーテンがないところが多いんですよねー。
みんなショールームの様にお部屋を見せていてすっごいオシャレなんだけど、掃除大変そー・・。
ブラインドらしきものはあるので、閉めたらプライバシーは保てそうだけど、ほとんどの部屋は全開でしたよ。
公園には犬を散歩させる人、ジョギングを楽しむ人、ストレッチをする人など、ゆったりと生活する人々の日常が垣間見れて、私までここに住んでいるような気になってきました。

公園からホテルの方へボードウォークを歩いていくと、前からチャップリンのような燕尾服を着た女の人が歩いてきました。
何?大道芸人の人・・?。
しばらく歩いたらまた一人・・。今度はドレス姿の女の人です。
50メートルほど間隔を置いて歩く姿は何かのパフォーマンスを思わせました。
「何か意味があるのかな?」と思って二人を眺めていたんですが、またしばらく歩いていくと明るいライトの中でお芝居をする人たちが。
野外で、小さな丘を利用して舞台を造り、反対側には簡易椅子を並べてたくさんの人が観劇しています。
なるほど!このお芝居の出演者だったんだー。
役者の人は退場する場所がないので、丘を降りてボードウォークをぐるーっと廻って退場していたんですねー。
つまり私たちは知らず知らずのうちに楽屋裏を歩いていたようなものです。(笑)
お芝居は私たちのホテルへ通じる小径でやっていたので、私たちはぐるっと大回りをしてホテルに戻りました。
ホテルの横の路地ではこれからの出番を待つ人たちも観客に見えない場所で休憩してました。
お芝居は観なかったけど、何か面白いものを見た気分でしたよ。

食いっぱぐれ・・

お昼を食べたのが遅かったものだから、晩ご飯を食べようと思ったのは9時前でした。
まだ夕暮れ時だというのに島はすっかり人気がありません。
夏なのでお店7時まで延長!とあちこちにポスターが貼られていたから、もうお店が閉まってしまったからなんでしょうね。
それにしても7時まで延長って・・。
夏以外には一体何時までの営業なんでしょうか。
それでもレストランやお酒が飲める場所も結構あるのに、この静けさってば・・?
そう思いながら、どこで食事を食べようかと見て回ったのだけど、ほとんどのお店が9時までで、なんと食いっぱぐれてしまったのでした!
ホテルにもレストランはあるのですが、ここも9時まで。
・・仕方ない。今日はホテルの自販機で売っていたポテチと昼に買ったマフィンとフルーツで夕ご飯としてしまいましょう。
明日は今日を教訓に、少し早めのごはんを心がけることにしなくちゃね。

島から見えるダウンタウンの夜景がキレイだったので写してみたんだけど、うまく撮れなかったよ。
夜景は撮るの難しいよね。


次はダウンタウンめぐり

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