プーの棒投げ橋





タクシーを使おう

30分に1本、ハートフィールド行きのバスが出ているらしかったけど、バス停探すの面倒だったので、
フンパツしてタクシーにしました。
タクシーのおっちゃんに「ハートフィールドのプーコーナーのお店まで」と言ったんだけど、
おっちゃんが「プーの棒投げ橋に行くの?」と聞いてきました。
「イエース!」私は得意げにそう答えたのだけど、これがハプニングの第一歩!
タクシーのおっちゃんは、気を利かしてくれて棒投げ橋の近所の駐車場まで送ってくれたの。
私はあまり詳しい地図を持ってなかったので、プーコーナーっていう雑貨屋さんで地図を買うつもりだったんだけど・・。
ま、手元にある地図でもなんとかなるかな?とあまり深く考えない私は、そこでタクシーを降りました。
ところがっっ!なんとその適当な地図すらも、タクシーの座席に忘れてきてしまったのよっっ!!
えーらいこっちゃ!でも今さらどうにもなりません。
駐車場にいつまでいても良い案なんて浮かばないし、とりあえず棒投げ橋に向かうことに・・。

プーの棒投げ橋

「クマのプーさん」はミルン氏が、息子のクリストファー・ロビンと彼の持っているヌイグルミを登場人物にした物語を書いたものなんだけど、実際に近所にあった森や橋をモデルにしたので、森の中を散歩していると現実と物語の世界がごちゃまぜになった様な不思議な気分になります。
いままで行ったことのある、ハイジの山小屋なんかとは違って、「プーさん」の場合おもいっきり現実離れした話なんだけどね。
京都の鞍馬山にはほんとに天狗がいたんだーって思わせる何かがあるんですが、それに似てるかも。

さて、これから向かうプーの棒投げ橋。英語で言うとPooh Sticks Bridge。
「クマのプーさん」のお話の中で、プーとその仲間達が考え出した遊びに棒投げ遊びというのがあるんだけど、その舞台がここなの。
どんな遊びかというと、各自橋の上から小枝を投げて、反対側に誰の枝が最初に流れてくるかを競うという単純なものです。
駐車場から棒投げ橋までの距離はわずか10分くらい。
山道ほど険しくなく、森の中のちょうど良い散歩道という感じで快適です。
小道のわきには野生のブラックベリーがわんさと実っていました。
しばらく森を進むと川の流れる音が段々と大きくなってきて、橋が近いことがわかりました。
何かワクワクしてきちゃう。
橋に到着した時、ちょうど家族連れの観光客が橋の上で棒投げ遊びをしている真っ最中でした。
単純な遊びだけど、子供達はとっても楽しそう。


次はプーコーナーへです

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