シテ島はお巡りさんだらけ!





バトービュスでシテ島へ


オルセー美術館を出た後、まだ時間があったのでノートルダム寺院を廻ってくことに。
美術館の隣はすぐセーヌ川で、ノートルダムは川の中州にあるシテ島に建ってます。
ここまでバトービュス(BatoBus)という水上バスに乗っていくことにしました。
バトービュスの乗り場は全部で5つ。
エッフェル塔・オルセー・ルーブル・ノートルダム・ポンピドーセンターです。
オルセーからノートルダムまでで30F(660円)でした。
ちょっと高い?でもねぇ・・。
紀元前3世紀、パリシィ族という民族が
セーヌを渡ってシテ島にやって来たのがパリの始まりとされてます。
やっぱパリシィ族のように船でシテ島に入ってみたくてさっ。

船着き場でチケット買って、船が来るまでコンクリの階段に腰掛けて対岸を眺めてました。
何だか堤防沿いにしゃがみ込んでるようで、気分がのんびりしてきます。
5分ほどで船がやってきました。
セーヌは道路よりもずーっと低いところを流れているので
見上げるように 眺めるパリの街は、いつもと違う表情を見せてくれます。
木の陰から見覚えのあるノートルダムの建物が見えてきたので、そこで下船。
そして出迎えてくれたのはパトカーの群れ!!
ノートルダム寺院の正面の道路に何台ものパトカーが止まってるの!
でも別に驚くことはないんです。
事件とかそういうんじゃなくて、単にノートルダム寺院の前が警視庁なわけ。
やっぱここからパリが始まったというだけあって、警視庁や裁判所は今でもシテ島にあります。
ディズニーの『ノートルダムの鐘』でもお役所とノートルダム寺院は隣り合わせだったでしょ。
今もそうなの。そう思うとあのアニメも真実みが出てくるでしょ。

さてノートルダム寺院。なんと修復中らしくて建物の下半分が布で覆われていました。
しかもノートルダムの上にはカルトミュゼのチケットで上れるはずだっったのに
6月いっぱいはこれも修復のため閉鎖・・。
ここには『ノートルダムの鐘』に出てきた像がほんとにあるって聞いてたから
楽しみにしてたのにぃっ!!
中は夕方ということもあって、あんまり団体ツアーの人がいなかったから空いてました。
前にここに来た時は、バチカンに行った後だったんでずいぶん小さく感じたけど
それでもやっぱり大きい!!
北と南にあるバラ窓のステンドグラスはほんとにキレイでうっとりします。
足がかなり疲れてきたのでノートルダム以外は翌日まわしにしました。

翌日の朝、再びシテ島へ。
ノートルダムから警視庁をはさんで反対側にあるコンシェルジェリに向かいます。
ここはもともと監獄だったところです。
フランス革命後は1200人も収容され、ここから断頭台へと送られていったのだそうです。
マリー・アントワネットも最後の日々をここで過ごしました。
ここの入り口、小さくて結構わかりにくいです。
おまけにお巡りさんが立ってて、入るのにちょっと躊躇しちゃう。
私は思わず前で警備しているお巡りさんに「コンシェルジェリ?」って聞いちゃいました。
中に入ろうとすると荷物チェックがありました。美術館以外の観光地でこんなの初めて!
何でここだけ警戒厳重なのか・・推測ですけど今も使われてる最高裁判所と
中でつながってるからじゃないかな(??)
ま、行かれる方はそういう入り口なんで通り過ぎないようにご注意を。
ちなみにここ、カルトミュゼのチケットが使えます。
中は観光するところはそんなにないんであっという間に廻れます。
メダマはなんといってもマリー・アントワネットの独房。
お后様にしては質素かもしれないけど囚人のわりには結構贅沢な感じに思えました。
写真は暗すぎてうまく写らなかったのでナシです。


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