パロット・ケイ



これが最後の晩餐

最後の夜ということで、今日はカメラを持参。そしてアーニスたちのチップも持参して、パロット・ケイのレストランへ。
エレベーターに乗っていると、気分の悪そうな女性が一人乗ってきて1階のボタンを押していた・・。
1階には医務室があるのです。
結構船のゆれが激しくなってきたので、気分が悪くなる人が出てきたみたい。
普段なら真っ先に乗り物酔いする私が平気なのはそれだけテンションが上がっていてゆれが気にならなかったんでしょう。

パロット・ケイは3階の大きなアトリウムロビーからピアノ・バーを横切ったところにあります。
いつも時間通りにオープンするレストランが今日はずいぶん遅れているようで、入口前で結構待たされてしまいました。
ぼんやり立っていると近所に同席の女性2人組(若い方)がいたので、じっと待っているのも暇だから一緒に写真を撮ろうってことになりました。
せっかくだからアトリウム・ロビーまで戻って、グランド・ピアノの前でパチリ。

それにしてもなかなかオープンしないなぁ・・。
やっぱり船がゆれているせいで時間かかっているんでしょうか。
きゃーきゃー騒いでいる間は全然平気だったんだけど、待っている間ずーっと暇を持て余していたら
なんだか段々ゆれていることが気になりだして、ちょっとヤバイ気がしてきました。
最後の晩餐なのに・・。とんだことになっちゃったなぁ。


パロット・ケイ

パロット・ケイはカリブの明るい雰囲気のレストランで、見た目はとても楽しそう。
でもレストランの中は空席が目立っていたので何だか淋しい感じになってしまいました。
うちのテーブルもカップルは最初から今日はパロのレストランで食事をするって言っていたので来てなかったし、
年輩の女性二人組のうちの一人も気分が悪い様子で食事の前に席をたってしまいました。
でも私たちが一緒に写真撮ってもいいかと聞いた時には、ちゃんと笑顔で写真に写ってくれました。
気分が悪いと知らなかったとはいえ、はしゃいじゃってスミマセン・・。
とにかくそんな感じで、残ったのは私たちの他に3人だけ。

そういえばパロのレストランの話をまだ一度もしていませんでしたね。
パロというレストランは大人しか行けない要予約のイタリアンレストランです。
大人だったら3つあるローテーションダイニングの中のひとつをこのレストランに変更することができます。

さて船はゆれていても、いつも陽気なアーニスは今日も明るくお客様を対応。
いつもの通りメニューを配ってお奨めを演説します。
でもちょっと気分が優れなくなってきた私は前菜をフルーツカクテルにしました。
メインはチキンのスパイシー焼きみたいなものを注文。

いつもなら前菜を食べた後待たされることなんてなかったのだけど、今回は別。
厨房もかなり大変なのか、メインが来るまでにも随分時間がかかっていました。
気を使ってアンドリューがみんなとお話を始めました。
「ここから日本までどれくらい時間がかかるの?」って英語で聞かれたので、
えっ。どれくらいかかったんだろう・・と私は途中で乗り継いだ時間を計算していたんだけど、
すかさずミカリンが返答してくれました。

自信満々に「One week!!」

おいおい・・そんなにはかからんやろが・・。
私はもちろん彼女が今回の旅行の日程と間違えているんだなってすぐに解ったんだけど
他のみんなにもすぐにわかったみたいで、私も含めて一同大爆笑。
アンドリューに「チガーウヨ!」とツッコミをいれられていました。
私が「日本までの時間を聞いてるんだよ」と説明すると
演説風に「トータル!」と叫んだ彼女。
その後ちょっと間があり、みんながミカリンに注目!
彼女は右手の指を1本出し、左手の指を4本だして「ワン・フォー!」と言った・・。
フォーティーンでしょぉー!!
14はフォーティーンじゃないっすかぁぁ!!
でもみんなちゃんと理解してくれて「そんなにかかるんだーすごい大変ねー」って言ってくれました。

いつもより人数が少ないせいか、何だか和やかに会話がはずみます。
同席の女性の一人が私に向かって「大丈夫?顔が真っ白よ」と心配顔で言ってくれました。
メインを待っている間もかなり船はゆれていて、確かに気分はあまり良くなかったです。
でももっと気持ち悪い思いをしたこと何度もあるので、結構自分的にはまだ大丈夫って感じだったのよね。
だから「大丈夫トラベルミン持ってきてるから」と言ったの。
そしたら彼女「ん?何を持ってきてるの?」って。
私パニック!酔い止めの薬って確かアメリカでもトラベルミンだったと思ったんだけど・・!
えっとー薬って英語で何て言うんだっけ!?ドラッグじゃヤバい薬だしー!!!!
(答えはメディスン。何で思い出さなかったんだろー・・。胃薬はストマック・メディスンだもんなー!)
ミカリンに助けを求めて「酔い止めの薬って何て言うんだろー??」って聞いたら、
彼女は薬を飲むふりをジェスチャーでしてくれた。
「ああ!解ったわ。トラベルミンね!知ってるわよ」とアメリカ人の方々もそれ見て理解してくれた。
ミカリンの機転に感謝!
それにやっぱりトラベルミンでわかるんじゃない!私の発音が悪かっただけなのね。

やっとのことでメインが来た。
でもやっぱりぜんぜん喉に通らなかったところを見ると自分で思っている以上に乗り物酔いしてるみたい・・。
デザートは全員食べずに最後のディナーは終了となってしまいました。

ところで、私たちにはもうひとつ気になることがあったのです!
それはチップ。
レストランのサーバーの人たちには直接手渡しするって聞いていたんで、ちゃんと用意して持ってきたんだけど、いつ渡していいものやら・・と困っていたのよね。
食事も終わりに差し迫ってきたころ、同席の女性にこっそり「チップはいつ渡すの?」って聞いたら
彼女もチップの入った袋を取り出して、先にアーニス達に渡してくれました。
本当に楽しかったです!と感謝の言葉を口にしながら私たちもアーニスとアンドリューにチップを渡しました。
席をたって帰る時にニヒルな悪役も見つけてこっちもちゃんと・・。


3月16日
波乱ぶくみの出発日 初めてのトリプルセブン

3月17日
オールスタームービーというホテル シャトルバスで港へ 私たちのお部屋 トップサイダービュッフェ
エレベーターの同乗者 出航のセレモニー 本日のショー ルミエールでディナー

3月18日
綿密なスケジュール カリビアン・ショッピング 9Fデッキで食べられるもの ディズニー版・子供ショー
本日のショー 特別なキャラクター アニメーターズ・パレット 夜の船上ダンスパーティ

3月19日
幻のキャスタウェー・ケイ エクササイズとダンスイベント サイン会のハプニング!
本日のショー パロット・ケイ 世界が回る〜私も回る〜

3月20日
朝から入国審査 帰りのシャトルバス 今度はミュージック
MGMスタジオ 最後のお買い物 やっとのことで・・

3月21日
ブキミさ漂うオーランド そして心に誓ったのさ!

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