まずはホテル・スワンへ
私たちの泊まったディズニー・オール・スター・ムービース・リゾート(正式名称)は、クルーズ船の港へのシャトルバスが止まらないので、スワンというホテルまでタクシーで行きました。
ムービーのフロントでスワンから出るシャトルバスの時間を聞いて、早めにチェック・イン。
どれくらいかかるかわからなかったし、スワンもどんなホテルか探索したかったしね。
1時間くらい前に出て行ったら、タクシーで10分とかからなかった!
私がタクシーのお金に小銭がなくて、20ドル払おうとしていたら、ミカリンが10ドル持っているという。
タクシー代が5ドルちょっとだったので、チップを入れて7ドルくらい払えばいいかと思い、
私はミカリンに「じゃあ、さんドル(3ドル)バックしてもらえばいいから」って言って彼女にタクシー代を払ってもらうことにしたのね。
フットワークの軽い彼女は素早く車を降り、私たちの荷物を降ろしてくれている運転手さんに10ドル払い、
「さんドル・バック・プリーズ!!」と言った。
私は驚き、慌てて車から降りようとするけれども慌てるとなかなか降りられなくて、
「さんドルじゃわからん!!さんドルじゃわからんよぉぉ!!」
と車の中から叫んでいたのだけど聞こえないらしく、何の事か解らない運転手さんに向かってよく聞こえるように
「さ・ん・ドル!!バック!!プリィィィズ!!さん・ドル・バック!!」を連呼。
転げるように車から降りた私は運転手さんに「スリー・ダラース・バック・プリーズ」と言うと
ミカリンは「あっそっか〜。何でわからないんだろと思った」と、あくまでのほほ〜ん。
面白すぎるわ。このキャラクター・・。
定刻通りにシャトルバスは到着。シャトルバス関係のスタッフの方はみんなボーダーのシャツを着てらっしゃいます。スワンのホテルのフロントの中にもボーダーシャツのおじいちゃんが一人いらっしゃって、
その方がクルーズの担当でした。
バスに乗ってびっくり!!右半分の座席がみどりのTシャツ着た軍団で埋まっていたんです。
おじいちゃんからおばあちゃん、小さな子供たちまでみんな同じTシャツなの。
なに?もしかしてクルーズに乗るときの制服か何か?そんなのあるの・・??
良く見るとみんなわきあいあいとしていて、全員家族のようでした。
そう、一族でクルーズのためにわざわざお揃いのTシャツを作ったみたいなんです!
私たちのように外国からこの船に乗りに来る人はもちろんのこと、この国の人たちにもこのクルーズに乗ることはとても楽しみなイベントなんだなーと妙に納得いたしました。
日本じゃどんな特別な旅行だとしても家族旅行でおそろいのTシャツ作ったりしないと思うけどね。
アメリカ人って結構制服好きよね。
暗雲立ちこめる中、バスは行く〜
朝は天気良かったのだけど、バスが出発してすぐ天気が悪くなってきました。
空が真っ暗になって、ついにザーザーと雨が!!これが噂に聞くスコール?スコールって春でも降るの?
って感じ。
10分ほど進むと建物とか全然なくなってきて、果てしなく続く広野!!
ひっろーい!!車に乗ってる人以外の人間が全然いないぞ!
延々続く平原に退屈してきたころクルーズのビデオが始まって、あっという間に1時間が経ちました。
気が付いたら左側の窓に海が見えてきました。
そして私たちの乗るディズニー・マジック号の姿も!!
雨はもう降ってないけど、あまり良いとはいえない天気・・。どうせなら快晴!!って感じのこの海を見たかったなぁ。
それはそうとポート・カナベラルに到着する前にスペースシャトルの打ち上げ台も海の向こうに見えるので、左側に座るのがお奨めかな。
ポート・カナベラル
右の写真はシャトルバスの発着所。ここに着いたら左の写真の入口から2Fへ進みます。
チェック・インと出国手続きを済ませ、いよいよ乗船です!
チケットを見せるかわりにチェック・インの時にもらった鍵を見せて、さあ船の中へ!!
話それるけど、この鍵、カードキーなんだけどクレジットカードの番号を登録してあって、船の中の全てのものがこの鍵で買えるの。
お金を持ち歩かなくていいなんて〜!なんてラクチンなのかしら。
さて話の続き。でっかい要塞みたいな鉄のかたまりの中に入ってまず思った事。
ん?船に乗った時の独特な匂いがしないぞ!豪華客船ってにおいしないんだー。
妙なことに感心しながら入っていくと、いきなり豪華なシャンデリアのある3階分吹き抜けになったアトリウム・ロビーがでーん!!
大きな階段が中央にあって、ミッキーの像がその側に飾られていました。
そしてたくさんの人であふれてて大変な賑わい!
豪華なんだけど、ごちゃごちゃしてるし何が何だかわかんなくてボーっとしちゃいました。
グランドピアノが歓迎の演奏を奏でてくれているのだけど、ざわざわしていてあまり聞こえなかったし。
あまりに人が多いのでここの撮影は後にして、とりあえず自分の部屋に行くことにしました。