タクシーでメテオラへ
今回のメイン、メテオラっていったいどんな場所？って思ってらっしゃる方も多いかと思います。
ここは何かへんてこな岩山がひょろひょろと伸びた様な場所で、そのてっぺんにいくつかの修道院があります。
まるで天空都市のよう。ちょっと宮崎アニメを思わせる幻想的なところです。
まだまだ交通が不便な分エーゲ海ほどには観光客も多くありませんが、
今までに見たことない様な景色ですからギリシャに行かれる方はぜひ行ってみてほしい！
私の泊まったカランバカの街からメテオラまでは車で５分くらいなのですが、交通機関がほとんどありません。
バスはかろうじてメガロ・メテオロンという修道院までは１日２本ほど出ているみたいだけど、それだけ。
他の修道院に行く乗り物はないんです。
必然的に車を借りるか、タクシーをチャーターするか、ツアーに参加するか、あとは歩きか。
私の場合、何年も前からここに来たくてずっと憧れていて、やっとこの目で見ることが出来たのに
車でさら〜っと通ってしまうのはもったいない気がしてしまいました。
結局メガロ・メテオロンまでタクシーで行って、そこから歩いて廻ることに。
メガロ・メテオロンはカランバカから一番遠くにある修道院で、ここからカランバカに向かって歩いていくというルートです。
でも万が一リタイアしたくなった時のために、行きのタクシーの運ちゃんに電話番号聞いておきました。
最近自分の行き当たりばったりの悪い癖が段々解ってきて、
なるべく「転ばぬ先の杖」っちゅーやつを心がけるようにしてるんですけどね〜。
タクシーの窓からの景色に見入っている私に、運ちゃんは丁寧に解説をしてくれました。
「あそこがアギオス・ニコラオス修道院。あっちがルサノス修道院。ルサノスは女性だけの修道院なんだよ」とかなんとか。
そしてあっという間にメガロ・メテオロン修道院に到着〜。
画像はメガロ・メテオロンです。
メガロ・メテオロン
到着〜といっても駐車場まで。ここから更にながーい階段を上っていかなければ修道院の中には入れません。
これが結構しんどい。
私としては風景ほどには修道院の内部に興味はなかったんですが、
まったく入らないのも何なのでゼーゼー言いながらも仕方なく階段を・・。
結構じいちゃんばあちゃんでも登ってるのに・・情けないことです。
教会の中は女性のＧパンとか肌を見せる服装がダメなので、入り口にはスカートが置いてありました。
私はちゃんとロングスカート着用で行ったけど、これ借りるのも楽しかったかも。
みんな同じ様なスカート履いてるんだもん。ちょっと私も履いてみたい気がしました。
中は修道院の生活がわかる様な部屋とイコン画などの部屋が見れるようになっていました。
イコン画はなかなかすごかったけど撮影禁止だったので、画像はなし。
ここの修道院は唯一ツアーの観光客も訪れる場所なのでとても人が多かったです。
ここにある修道院はギリシャで最も多いギリシャ正教会で、メガロ・メテオロンは男性のみの修道院。
お坊さんはりっぱなお髭と黒い円筒状の帽子。そしてなぜか眼鏡をかけている人が多かった様な・・。
