8月15日 スルタンアフメットとアヤソフィア

スルタンアフメット・ジャミィ

まだ8時前なので、散歩気分で歩いてスルタンアフメット方面へ。
ホテルから出てすぐ見えるのがトプカプ宮殿の城壁なんですが、ここは今日(火曜日)お休みなのでお隣のアヤ・ソフィアまで行きました。
ここも9時半からなので、まだ開いてません。
前にある公園を通ってスルタンアフメットの方に先に行くことに。

ネコを見つけるたびに寄り道しちゃう家族なのでなかなか前へ進みません〜。
まだ時間が早いので観光客も少なくのんびりしたムード。
民族衣装を着たチャイ屋のおじさんたちも、まだ公園のベンチでミーティング中。組合とかあるのかな。
ここら辺も絨毯屋の勧誘がすごいと「地球の歩き方」に書いてあったんですが、さすがにこの時間だと少なかったです。
うん、でも皆無でないところがすごいわ〜。数人はいましたよ。この時間でも!

スルタンアフメット寺院。う・・、美しいわ。
とてもバランスの取れた建物で、青い空によく映えます。
寺院は時間とか関係なくいつでも拝観できるのですが、1日数回のお祈りの時間は観光客は入れないそうです。
今は大丈夫。ぞろぞろとたくさんの人が寺院内に入っていきます。
まずはお庭。・・うわ〜、すごい人です。
パックツアーの人たちらしく、かたまってみんな説明を聞いてます。
この人たちが中に入る前にさっさと移動致しましょう〜♪

中には気持ちの良い柔らかい絨毯が敷き詰められていて、裸足になって入ります。
パックツアーの人たちは添乗員の人が靴入れを渡していたけど、私たちはスーパーの袋。
フリーで行かれる方は寺院にはいる時用に何か袋を用意したほうがいいですね。
スルタンアフメット寺院には持ってない人のために他の人の使用済み袋が山積みにされていましたが、観光客の少ない寺院だったら多分ないと思う。
それとノースリーブや短パンでは入れません。(半袖はOK)
隠すための布がおいてありましたが、出来るなら自分でカーディガンなどの羽織るものを持っていったほうがいいんじゃないかな。
私的な意見ですが、お寺は信仰している方もいらっしゃるのだからそのほうが感じよいと思います。

中に入り、頭上を見上げると大きなドームの内側は、美しい装飾とたくさんのステンドグラスの窓。
きれいです〜。
スルタンアフメット・ジャミィはブルー・モスクという愛称がありますが、内側の壁の模様が美しい青色だからということ。
ふ〜ん・・そうなの?それほど青色とも思えないけど。。。
でもドームを縁取る模様はとても素敵です。
ステンドグラスの窓は、全部で260ほどもあるそう!
天井からぶらさがったたくさんのランプもとても幻想的で素敵〜。
帰りは逆方向から出ます。
出口には寄付の箱が置いてあります。ええもん見させてもらったので、少しばかり入れさせていただきました。


アヤソフィア博物館

スルタンアフメット・ジャミィを出て、公園を通って再びアヤソフィアへ。
開館と同時に入りました。
ここの入場料、地球の歩き方に15YTLと書かれていたけど、実際には10YTL(850円ほど)でした。
良かった〜。高いなぁと思っていたのよね。

アヤソフィアはオスマン・トルコがこの地を征する前からあった寺院で、ビザンティン建築の傑作といわれてます。
ビザンティン帝国の衰退とともに荒れ放題になっていた寺院をオスマン帝国征服の後にモスクに改装。
当時はアヤソフィア・ジャミィと呼ばれていたんだって!
まさにちゃんぽん!これって「サン・マルコ寺」って仏教のお寺にしちゃうもんじゃないですか〜。
でもオスマン帝国はもともと、中近東の方から侵略をかさねて都をどんどん移してきたという歴史があるので、あまり建物にこだわらなかったんですね。
あるものは使う。だからこそ壊されずに今まで残っていたのだから感謝なんですが。
その後、博物館として元の姿に変えられたのは1934年のこと。
随分長い間ジャミィとして使われていたんですね。
今ではビザンティン時代のモザイクによるキリスト画なども見ることができます。
ちなみに上の写真の中の丸くて黒い看板みたいなの、これにはアッラーやカリフなどの名前が書いてあるんだそうで・・う〜んちゃんぽん。

雰囲気を見るぶんには問題ないんだけど、今は修復中なので中が半分隠れていました。
だから入場料が安くなってたのかな〜?
写真などの絵的にはイマイチ・・。

アヤソフィアの柱のひとつに「マリアの手形」というものがあります。
小さいくぼみがあってね、ここに親指を入れてあとの4本の指をぐるっと1周回すらしいので私も挑戦!
体は柔らかいほうなので1周どころじゃないくらい回ったけど、で・・?何か良いことあるの?
ガイドブックを見てみたら、願い事がかなうと・・先に願い事を言わなきゃいけなかったのね。ザンネン。


次はエミノニュ港

「イスタンブールの夏」のトップに戻る

「ちきゅうをだっこ!」HOME

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送