深夜便



船を降りても

リバークルーズの船を降りた時、まだ5時過ぎでした。
そして飛行機は夜中の1時発、夜の11時ごろに空港に着けばいいんだけど、それまでする事がないの。
ご飯は食べたところだし、デザートまで食べちゃったから甘いものももういいでしょ。
お店はもう閉まってしまう頃だし、これから5時間もどうすればいいのか・・。
とりあえず思いついたのはこれからフリーマントル線の電車に乗って港まで行き、夕日を見ようってこと。
早速私は実行したさ。
フリーマントルまでは結構距離があるのでなかなか時間稼ぎになりました。
でもパースに戻ってきたときまだ8時でした。
そしてもう真っ暗。浮浪者以外の人は駅にはほとんどいなくて、不気味そのもの・・。
このままここにいても何だか危なげなだけだし、もう空港に行っちゃえっ!

夜の空港

タクシーで駅から空港へ。
時間にして30分ほどかな〜。めちゃ近い訳ではないけど、ああ、もう着いてしまったって感じでした。
だってまだ9時前よっ。
ところがびっくり!空港の中は真っ暗じゃないですかっ!
お店も、売店ですらも開いてないのよ〜。
えぇ!国際線ロビーだというのに、まだ便はあるというのに、こんなとこまで閉店時間が早いのかい?
いや、お店が閉まっているのはまだいい。せめて電気だけは付けていて欲しかった!!
客はもちろんのこと、従業員らしき人も見あたらず、ただたまーに警備のおじさんが廻ってくるだけの状況。
それでも私がベンチに座っていても警備員さんは何も言わなかったので、ここにいても別に問題はないんだろーと時間までベンチで寝ることにしました。
薄暗がりで本も読めないんだもん。

出発の3時間前、急にまわりが明るくなりました。
全部の電気が付いて、チェック・イン・カウンターに従業員がぞろぞろと集まってきました。
お客も大きなスーツケースを転がしながらどんどん空港に入ってきます。
売店も免税店も一斉にオープン。
ほんの5分くらいの間に、あっという間に普通の空港に!
あまりの素早さに呆気にとられてしまいましたよ。

今回のテーマ

今回のテーマはイルカに癒されにいく!
だったのですが、何もないところでどれくらい暇を楽しめることが出来るかに挑戦した様な旅になってしまいました。
日本人はリゾートの過ごし方が下手だとはよく言われますが、ほんとにその通りだと納得してしまった私。
割とひとりボーっとするの得意だと思っていたんだけどなぁ。
次の旅はもう少し短めにすることにしましょう。
忙しい旅をしたあとは、もうちょっと余裕のある旅をしようって思うんだけどなぁ。 なかなか調節が難しいわー。


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