ヨーロッパまでバビューン!





オーストリアの飛行機

今回の飛行機はウィーンまでの直行便です。
なーんと!たった11時間ちょいでそこはもう東欧なのです!
バビューンとすっとんで行ってしまうんです!

それだけでも楽チンなコトこの上ないのだけど、それ以上にラッキーなことが。
私たちは3人での旅行だったのだけど、通路側の方が楽なのでいつも通路をはさんで3席とってもらうのね。
ところがスチュワーデスさんが離れた場所に座っている私たちを見てこうおっしゃいました。
「お客様、3名様でのご旅行ですよね。前の方の座席が空いておりますので、よろしかったらお移りになりますか?」
「前の方が空いている・・」何だか魅力的なその言葉につられて私たちが移動したらびっくり!
上の画像のような状態でした。ひとつのコンパートメントに座っていたのは5人くらいでしょうか・・。
その後数名移動してきた人もいたけど、快適すぎて怖いくらいでした。
おかげで席を4つ使ってごろ寝し、爆睡させていただきましたよ。

とーちゃんは「こんなんで採算合うんか?」と金勘定・・。うーん、私もたまに考えちゃうけどね。

空港からの移動

ご飯食べて映画見て(パーソナル・ビデオ付きだった)数時間寝たらもう空港。
早い!早すぎるぞ直行便!

到着したのは同日の夕方で、日本時間にしたら夜中の12時くらいなんだけど、
宵っ張りの私は全然大丈夫な時間なので(っちゅーか十分飛行機で寝たから)元気に鉄道駅へ。
ウィーンの空港は小さくてとても国際空港とは思えないほど。鉄道駅もすぐにわかった。
駅への階段を下りて行くとかーちゃんが「暗ーい、ほんとにここ入って行って大丈夫?」と不安そう。
そうそう、私も初めてバルセロナの地下鉄に乗る時そう思ったわ。
暗くてだーれも通っていなくって、地下へ降りるのにちょっと怖じ気付いてしまったものです。
ヨーロッパっていうと清潔で美しいというイメージが強いからどうしてもきちゃない場所だと危険な風に見えてしまうのよね。
でも実際にはヨーロッパの(特に都会の)駅ってほとんどがきちゃないです。

ということですんなり駅にはたどり着けたけど、そこからが大変!
自販機でのチケットの買い方がよくわからんのよっ!
買い方が解らないっていうか、同じ様なボタンが並んでいて、それの説明がドイツ語なものだから違いがわからなくて・・。
たとえば8日間フリーチケットなら、ドイツ語でアハト・ターゲ・ナンタラカンタラ・・とかいうんだけど、
そう書かれたボタンが2種類あるの。
こんなの地球の歩き方に書いてなかった〜!!どう違うんだ??
近くにいた地元のにいちゃんらしき人物もいっしょに悩んでくれたんだけど、
どうもこっちと向こうの意志の疎通がうまくいかない。
とーちゃんはすっかり音を上げて「タクシーで行ったらいいやんかー」と言いはじめた。
でもこれはあまり賢い選択ではありません。
値段が高いのもあるけど、諦めちゃうということはここから何も学べなかったということになるんですから。
今は苦労しても、もしここでちゃんとチケットが買えたなら、これからは簡単に買うことが出来るようになるでしょ。
で、私はイライラし出した父を気にして、何か慌ててしまいました。
最終的に地元のにいちゃんが窓口のチケット売場に連れていってくれたの。
なんだ!こんなものがあるなら最初から教えてよ!
窓口のおじさんとの意志の疎通はうまくいってやっとチケットが買えました。

ところがこれでパニックは終わらなかった!
地球の歩き方には鉄道はMitte駅に着くって書いてあったんだけど、全然違う場所に着いたのよ!!
しかもプラットホームに駅名がどこにもないっ!
こんな駅、私初めてよ!ウィーン市内に着いたのかどうかさえさっぱりわかんなかったのよぅ。
駅をウロウロしてやっと南駅に到着したということがわかって、ここから地下鉄が出ていないこともわかり、
なんとかSバーンという鉄道に乗ってMitte駅へ。やっと軌道修正出来たのでした。



次は ホテル・レヒナ です

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