ヴァッハウ渓谷



いよいよ乗船

船着き場はメルクまで乗ってくるツアー観光客とメルクから乗るツアー観光客のバスでごった返してました。
小さな道に大量の大型バスの群なので気をつけないと人間はとても危険な感じ。
そこへ私たちの乗る船がやって来ました。下流から乗ってきた観光客をたんまり乗せて。
下船する人を待ってそのあといよいよ乗船!
川下りのクルーズ船に乗るのはこれが初めてなんですが、連絡船なんかとはちょっと違った趣がありました。
まず船の中はすべてレストランの様なテーブル席になっています。
別に何も注文しなくてもいいんだけど、メニューが置いてあるので風景を眺めながら昼食ってのもいいですよね。
あまり高級なものはありません。サンドイッチとか軽食程度です。
料金もそんなに高くありませんでした。
一番上の階は景色がよく眺められるように天井がありませんでした。
よく眺められるのはいいけど、日差しがめちゃくちゃきつくて倒れてしまいそうなくらい暑いです。
日傘があったらいいかもしれませんね。


メルクからデュルンシュタインへ

ヴァッハウ渓谷はメルクからシュビッツ・デュルンシュタインを経由してクレムスまでを往復しています。
私たちの買ったチケットではクレムスまで行くことが出来たのですが、
クレムスの船着き場が駅から遠いらしいので、デュルンシュタインで下船することにしました。
乗った感想は・・。
うーん、なんて言うんでしょう。もうちょっとシーズン・オフの方がいいかもしれないかな。
とにかく観光客が多すぎて、船旅を楽しむなんてのんびりした気分ではなかったです。
ワイワイ・ガヤガヤ周りはうるさいし、人多すぎて逆に疲れてしまった感じ。

私たちはまずテーブル席で軽く食事をしたあと、一番上の階へ。
食事をしたテーブルの隣に座ってきたのが日本人のツアー観光客の方で、
おばあちゃんから孫まで大人数で旅行されている様子。
子供が大暴れしてもうウンザリだったので、ご飯食べたらすぐに上の階に移動したのです。
上の階は確かに暑いけどマナーの悪い子供の隣よりはずっと爽快でした。
メルクからデュルンシュタインの間にはいくつかの見所があって、その解説テープが流れていました。
ドイツ語や英語、フランス語など。最後に日本語が流れます。
日本語にいきつくまでにかなり時間を要するのでもう通り過ぎた後だったりすることも。
そしてデュルンシュタインが近づいてきました。
テープの解説は町のてっぺんにある城跡の説明をしていました。
この城跡には昔リチャード国王が幽閉されていたという歴史があるところなのです。
ロビンフッド好きの私としては、ぜひともここには行ってみたかったのよね〜。
ロビンフッドというと国王不在をいいことに好き勝手してた悪代官を懲らしめるために登場するヒーローで、
ストーリーは国王が帰国するところで終わります。
つまりロビンが奮闘している時、王様は幽閉とは名ばかりにここでワインなんかを飲みながらのんびりと休暇を楽しんでいたんだそうな。
うーん、そう考えるとフクザツ・・。早く帰ってやれよ・・という気もするけど、そうするとお話は始まらな〜い。


次は デュルンシュタイン です

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