グリンツィング



ハイリンゲンシュタット

電車を2つ乗り換えてハイリンゲンシュタット駅へ。
電車に乗っている間だけどしゃぶりの雨でしたが、ウィーンに着くころにはすっかり上がっていました。
傘いらずの晴れ家族です。
ハイリンゲンシュタットはウィーンの森の近くにある駅で、ベートーベンのゆかりの地として有名な場所です。
とはいってももう夕暮れ。今から観光するわけではありません。
ここからバスでグリンツィングという町へ向かいます。ここで夕食。


グリンツィング

バスから外を眺めていれば、地名がわからなくてもそこがグリンツィングなのだとすぐにわかります。
ヨーロッパの時代物に出てくる映画のセットの様な居酒屋がたくさん並んでいるから。
グリンツィングはホイリゲという新酒の地ワインを飲ませてくれる居酒屋街で、最近ではちょっとした観光地になっています。
アコーディオンやストリートオルガンの音色がほのかに流れ、聞いてるだけで浮かれ気分〜。
松の木の枝が飾られた店には新酒のワインがありますよという意味なのだそうな。
どうせだから松の枝の飾られた店に入ってみることにしました。

テーブル席で注文するのは飲み物だけ。あとはビュッフェ形式。
トレーを持ってハムとかチーズとかの並んだ場所でお店の人に欲しい物を指させば適当にカットしてくれます。
ワインは軽い味ですが、かなりアルコールがきつくって瞬く間に頭がくらくらしてきました。
私たち3人の中でお酒が飲めるのは母だけなの。でも母も酔っぱらってました。
恐るべしっ!ホリイゲ!!
流しで音楽演奏している人たちが、日本人を見ると近づいてきます。
きっと日本人はきまえがいいんでしょう。
私たちもすっかり陽気になってチップをはずみました。
ウィンナーワルツとか、第三の男とかサウンド・オブ・ミュージックの曲をいっぱい弾いてもらいました。

何だか今日はいっぱい町をみて廻って、最後にご陽気にまでなっちゃって、今までとは違った一日になりました。
ちょっと酔いをさましてから、トラムでホテルまで帰ります。
ホテルまでは乗り換えなしで1本のトラムで帰れるの。
明日は市内観光。
寝坊しても大丈夫。ゆっくり眠って疲れを癒しましょう。


次は 市内観光その1 です

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