ゼツェッション建築



マジョリカハウス

ヒーツィングから地下鉄でケッテンブリュウケンガッセ駅へ。
この駅から出てすぐマジョリカハウスがあります。
オットー・ヴァーグナー作。
壁に書かれたカラフルな模様がとても綺麗な建物。

そうそう、ゼツェッションって何?と思われた方も多いでしょうね。
ゼツェッションとは前章で説明した分離派のことをこちらの言葉でそういいます。
ウィーン工房という組合みたいなものがあって建築から家具や絵画、雑貨類まで色々なものを手がけていました。
現在のデザイン事務所みたいなものですよね。


分離派会館

マジョリカハウスからナッシュ・マルクトという市場がずーっと続いていて、
それを端まで進んでいくと目の前にあるのが別名「金色キャベツ」と呼ばれている分離派会館です。
ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ作。
名前の通り分離派の画家達のために建てられた会館で、中では新しい芸術家の展覧会なんかが開催されています。
ここの地下にあるクリムト作のベートーベン・フリークは必見!!すばらしいです!

ここの近くにあるカフェ・ムゼウムは当時の芸術家がたくさん集まった場所で、
シンプルな中にも斬新でおしゃれな内装は、アドルフ・ロースという人が手がけました。
今でも芸術家タイプのおしゃれな人たちがこのカフェには集まってきます。(真ん中の画像)

ここから一番近い駅がカールスプラッツ駅。(左の画像)
こちらもとても綺麗な形でしょ。オットー・ヴァーグナー作


郵便貯金局

郵便貯金局の前にお昼を食べに遊園地に行ったんだけど、それは次の章でね。
郵便貯金局はこれまたオットー・ヴァーグナーの作品。今でも現役の郵便局です。
アルミニウムをふんだんに使った内装で、ピカピカしていない曇った銀色が斬新で今風です。
当時は銀よりもアルミニウムの方が高価だったんだって。
そんな風には見えないけど贅沢なつくりだったんだ〜。
とにかく古さを感じさせないということではぴかいち!
これが100年も昔に建てられたなんて不思議に思ってしまうほどです。


エンゲル薬局

リンクの中心、結構繁華街にある薬局。
薬局自体はなんと16世紀創業。建物は1902年に改装されたものです。
オスカー・ラスケ作。
今でも現役で薬局です。何か買おうかな〜と思ったけど薬局じゃなぁ・・。

余談ですが、車や人の通りがかなり多い場所なので、なかなか写真が撮れなかったです。
行かれる方は交通事故にご注意下さい。見とれているとぶつかりそう!


次は 遊園地ランチ です

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