船で国境越え
今日は１番移動がしんどい日です！
とにかく朝６時に起きて、朝御飯も食べずに６時５０分にチェック・アウト。
歩いて１５分でブルージュの駅に到着しました。
がんばって駅に着いたらちょうど電車に乗り遅れちゃって、結局７時３２分の電車でオステンドへ。
こんなことならもうちょっとゆっくりすりゃよかったよぅ。
でも早朝のブルージュはとっても気持ちよかったです！
澄んだ空気、引き締まるくらい涼しい気温、きれいな朝日、誰も通らない静かな道。
言い忘れるところでした！キックボードは結局行方不明のままです。
ま、最初からこうなる気がしていたし、そういう運命だったんでしょう。
現状を受け入れ、旅を進めねば。
オステンドはベルギーからイギリスのドーヴァまでの船が出ている港です。
ブルージュから近くて、電車で１５分くらい。
オステンドの駅に着いた時、ホームと並んで船が停まっていたのにはちょっと笑った。（上の写真です）
何だか電車の代わりに船が入ってきたみたいじゃないですか？
ドーヴァまでの始発のフェリーは８時半発だったので、チケット買えたらちょっとはオステンドの街を見て廻れるかな？と期待してたけど、そんな余裕はなかったです。
駅すぐのところにフェリーのチケット売場があるんですけど、すっごい人がすでに並んでいて、４０分前だったのにもかかわらず、私ギリギリでした！
単にチケットを買うだけと思っていたのが大きな間違いだったのよね。
たかが２時間の船旅だけど、行く先は外国。しかも入国の厳しいイギリスなんですもの。
やっとのことでカウンターにたどり着いて、ドーヴァまでの切符を買うときにはパスポートの掲示と出国カードの記入が必要となりました。
ギリギリになだれ込み状態で乗船したフェリーは早朝にもかかわらず、結構混んでいました。
ほとんどがベルギーから日帰りでイギリスに行く人たちみたい。
大きな荷物を持っている人は少なくて、みんな軽装です。
あっそうか。フェリーだから車で来ている人も多いんだな。だから荷物ないのかな？？
中にはゆったりとしたソファがたくさんあって座れないことはないみたいですが、テーブル付きのソファはどこも先にうまってしまうみたいで、満席でした。
座席以外にもカフェテリアや免税店、両替所なんかはもちろんのこと、ゲームセンターもあります。
朝御飯を食べてなかったので、とりあえずカフェテリアで何か食べることにしました。
見ると小さいバケットのパンに色々なものをはさんだサンドイッチとか、甘そうなパンとかが並んでいます。
私は卵のはさんだパンと紅茶を頼みました。
メニューの飲み物の項には１番上に紅茶が書かれていてもう何だかイギリス気分〜。
使えるお金もベルギーフランじゃなくてポンドだったしね。
サンドイッチは立ったままカウンターで食べたんだけど、残った紅茶は座席に持って帰って昨日買ったチョコと一緒に味わいました。
暖かい紅茶にベルギーの甘〜いチョコ。うーん、この船に相応しい組み合わせねっ！
ドーヴァに到着するのは９時４０分。ベルギーとイギリスには１時間の時差があるので、２時間の船旅です。
ドーヴァ海峡というと思い出すのがドーヴァ海峡横断部ですが、よくこんな所を泳ぐ気になるなぁ・・と思いました。
距離もすごいけど、前も後ろも左右もどこもかもが海の真ん中にぽつんと自分がいるところを想像するだけで恐ろしいです。
でもフェリーだとたったの２時間！船の中をウロウロしているだけであっという間に時間が過ぎていってしまいます。
そろそろ向こう岸のドーヴァが見えてくるころか？と私は外に出てみました。
この船に乗った１番の理由は、よくタバコなんかのコマーシャルに使われている真っ白なドーヴァの海岸を見てみたかったからなのね。
なのにこの船ったら、ほとんど外に出る場所が無いのよ〜っっ！
船の後方にはあるんだけど、ドーヴァに向かって船が進んでいるんだから当然岸は前のほうでしょ。
左サイドにある小さな甲板から身を乗り出して前を見ると、かすかに白い筋の様な向こう岸が見えていました。
近づくのをしばらく見ていたかったけど、進行方向に顔を向けているとすごい風のせいでまったく息が出来ないんです！
数十秒眺めては顔を背けて息をして・・ってことをしばらく続けていたんだけど、段々しんどくなってギブ・アップっす。
結局部屋の中の窓からしか眺められなかったの・・。
でもでもやっぱスゴイ！
最近はユーロ・スターっていう電車が海底を走るようになって、イギリスがすごく近くなったけど、ドーヴァのチョークの岸壁は一度は見る価値ありですよ！
部屋が暗いし窓にはスモークがかっていて、あまり綺麗に撮ることができませんでしたがっっ
実際はもっとキレイなのよ〜！！
| SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||
