アラン君のシャーウッド





ロビンフッドの話

やーっと来たねぇ。ボクの故郷へ!
トップの画像はちょっとわかりにくいけどボクことアラン・ア・デイルとロビンの像なんだよ。
でも何?ノブリン、シャーウッドの森に行ってないって?やだなぁー、何やってんだよ。
ま、その森の話は後にして、まずはロビンフッドを知らない人のために少しだけストーリーのご紹介。

時は12世紀。当時英国を統治していたのはリチャード1世。
この彼が十字軍の戦いで敵の捕虜となり統治者不在の時代が続いた時に代官だったウイリアム・ドレイシーがひどく民衆を苦しめてたんだね。
日本でも年貢の取り立てがひどい悪代官とかよく登場するけど、それの西洋版と考えていただければ結構。
法が厳しくなると法に触れた無法者も当然続出する。そういう奴らがアジトとしていたのがシャーウッドの森だ。
アジトっていうか、捕まらないように森に逃げ込んだみたいなもんだけどね。

そんな中、不条理な世の中が我慢ならなくなったのがロバートなる貴族の青年。(ロビンはロバートの愛称)
彼は自分が誰か気づかれない様にフードで顔を隠し、シャーウッドの森に住む無法者と共に金持ちから金品を奪っては民衆に分けたり、悪代官ドレイシーをやっつけたりという英雄劇を繰り広げるんだ。
実際誰かがこういう義賊的なことをしていたのは確かなのだけど、このフードをかぶったロビンと呼ばれる青年は捕まらなかった。
だから本当のところ誰がロビンフッドだったのかは噂でしかないんだね。
でもまるっきりのおとぎ話なんかじゃないよ。これは確か。
なにしろロビンの友人だったボクが言うんだからね。ロビンフッドは本当にいたんだよ。

シャーウッドの森

昔はばかデカかった森も現在ではノッティンガムから30キロほども北に行かないといけないほど小さくなってしまった。
シャーウッド・フォレストセンターから歩くこと10分。そこにメイジャー・オークという大木がある。
ここはボクらロビンの仲間が落ち合う時に使った場所とされてる。
ま、ほんとにこの木かはもう700年も経っちゃってるしはっきりしないんだけど、確かにこんな感じだったよ。
縮小したとはいえ、今でも森の雰囲気が変わったわけじゃないし、ぜひともシャーウッドに足を運んでロビンフッドのいた世界に思いを馳せてほしいね。
丸太の橋の上でのリトル・ジョンとの決闘も、アダム・ベルとの弓矢の勝負も、この森のどこかでほんとにあったことだと思うと何だかわくわくしてくるだろ。


次はまたまたまたロンドンです

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