ツアーバス
ツアーのバスがホテルまで来てくれるということだったので、指定された時間の１０分前にホテル前へ。
ところが来ない！時間になっても１０分過ぎても２０分過ぎてもこないっ！
結局３０分近く遅れてバスはやってきました。
もう諦めて明日文句言いに行こうかと思っちゃいましたよ！！
時間に遅れない様に１０分前にはホテル前にいてくださいって言われたのにっ。
ひどいと思いません？
ホテル巡り
私が一番乗りで、これから各ホテルを廻っていくみたいでした。
「遅れてごめんね。僕はデニスだよ」と運転手のおじちゃん。
おじちゃんというよりはカーネル・サンダースみたいな白いお髭のおじいちゃんでした。
これから楽しいツアーの始まりだけに、争いごとは避ける日本人の私は、
「いいのよ。私はノブコ」と情けない反応。
さてバスは次のホテルでシンガポールの女の子二人を乗せ、その次のホテルで日本人の女の子二人を乗せました。
みんなバスが来ないので大騒ぎしていたみたい。
５人ですが、これで全員。
まだ街中をぐるぐる走っているけど、これはもうすでにナイトツアーが始まっている様でした。
どこからが送迎でどこからツアーが始まったのかいまいちよくわかんなかったけど・・・。
まずは街の中を見て回る・・・ちゅーても大した街じゃないので何を見ればいいのか・・。
そのあと少し街を離れてキングスパークへ。
夜景めぐり
キングスパークは車で５分ほどの場所にある丘の上の公園。
パースの紹介のところに昼間の画像を載せたけど、ここからの夜景はとても美しいの！
丘の上はとても広々としていて目の前を遮るものもなく、一面に広がる夜景はそれはそれはもうっ！
車でたくさんの人が夜景を見にきていて、丘の上は結構にぎわっていました。
町の中心ですら暗くなる前にお店が閉まってしまうのに、ここの売店は夜景を見に来るお客さんのために開いていましたしね。
10分間ここで色々見て廻ったりトイレに行ったりして過ごし、次の場所へ。
次は何度も訪れたことがあるフェリー乗り場でした。
ここからの夜景もなかなか。
キングスパークと違って人も少ないし、カップルにお勧めかもしれませんね〜。
ここでの休憩は５分。でも広くないので時間余っちゃいました。
さらにバスは河の向こう岸へと向かいます。
ここでの見所は河の向こうに見える夜景・・なんだと思うけど、ここら辺でちょっと飽きてきてしまいました。
夜景そっちのけで日本人の女の子たちとおしゃべりして過ごす感じに。
この日午前中に動物園に行くため反対側の港に来ていたので、デニスに「今日ここの動物園に来ました」と言うと「パース動物園ね、ちっこいんだよねーあそこ」と。
そうは思わなかったので「えっ？小さい？」と聞き返すと「とても、とても小さいよ」と全然良くないという風に首を振るデニス。
そっかー。日本の動物園と比べたらそんなに小さくないと思うんだけど・・。
私としてはそれなりに楽しかったんだけどなぁ。
あいにくこの日は曇りだったので星がひとつも出ていなかったんだけど、南十字星はどっちの方にあるのかしら？ってなことを日本人の女の子達と話していたんです。
デニスに「サザンクロスはどこにあるの？」って聞いたら通じなかった・・。
むーん・・発音が悪いんかい？
「あのね、サウス・スカイ・スターズ・クロースよ！」（なんちゅー英語や・・）とゼスチャー付きで解説。
「おー！！サウザン・クローゥス！」とデニス。
今日は出ていないけどあっちの方だよ、と教えてくれました。
オーストラリアで南十字星を探したいみなさん、サザンクロスでは通じません。
ご注意ください。
バースウッド・カジノ
南半球で最大のカジノがパースにあります。
それがバーズウッド・カジノ。
観光の最終地点はここ、カジノです。
デニスは車を降りると女の子達を連れて、はーい、こっちだよ〜とガイドさん気取り。
ぞろぞろ歩く姿はまるで遠足みたい。
ゴージャスなホテルとカジノとはいえ、ま、普通にホテルとカジノなんだけどねぇ。
ホテルのフロントとか中華レストランのメニューを眺めたりとか、まるで小学生の社会見学じゃん。
そしてカジノに入って、デニスは言いました。
「１０分後にカジノの入口に集合ね。もっと遊びたい人はタクシーで帰ってくださいね」
「えぇー！！１０分じゃ全然遊べない〜！」と、ブーイングの嵐。
デニスはため息ついて言いました。「わかった。１１分待とう」
みんな爆笑。
１１分で誰も集まらなかったのは言うまでもありません。
でも親切にもデニスはちゃんと待っていてくれましたよ。
そんなにびっくりするものが見れるツアーってわけでもなかったけど、何だか色々楽しかったです。
たまにはこういうのもいいかもね。
