クリュニー美術館


ヨーロッパを旅行して共通に感じることは、ローマ軍って本当にすごい!!ってこと。
どの国行ってもローマ通りという道とか、水道橋や遺跡なんかがいっぱい残っているんですもの。
そしてこのクリュニー美術館、とっても不思議な構造をしています。
大通りに面した場所は紀元前200年ごろに建てられた
ローマ人の公衆浴場の遺跡なのですが、
入り口にまわると中世のお城の形をしているの。
ものすごい増築の仕方よね・・。
くるっと首が半回転したら怒った顔になるからくり人形の様だわ。

ここには中世の絵画や装飾が展示されているんだけど建物も同じ時代のものだから、空間全体が中世にタイムスリップしたような気になるんじゃないかと思って行ってみました。
ここもカルト・ミュゼが使えます。
しかし個人的な意見ですが、中世の彫刻や絵画は少々たいくつで・・・。
30分も廻ったらすっかり飽きてきちゃいました。
きっともっと色々知ってたら面白い所もあったんだろうけど、勉強不足でもったいなかったです。

写真はアダムの像。ノートルダム寺院の装飾だったそうです。
イヴもあるらしいんだけど、この美術館にはなかった。
どこにあるのか知らないけど、
つがい(という言い方は失礼?)の像が別々に保管されてるのを見ると
なんだか悲しくなってしまうのよ。
ぜひイヴも横に並べてあげてほしいと思います。

右のタペストリーはこの美術館のメダマ。
実際、このタペストリーが1番興味深かった!
タペストリーは全部で6枚連作になってて、
5枚までは、見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れるの5感の喜びを現してる絵なのね。
中央のお姫様が花の匂いを嗅いでいたり、音楽を楽しんだり・・。
そして最後の1枚(写真のもの)は、何を示しているのかは今のところ謎とされているの。
宝石に手をふれているお姫様が描かれているんだけど、
その宝石が何を現しているのかを推理しながら古いタペストリーを眺めるというのは
学者さんになったようで、なかなか楽しいひとときでした。



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